2001年11月10日 (土曜日) -豊浜出航の大物釣り -

☆今日は、師崎からの出船がないため、豊浜から幸榮丸で大物乗合で出 かけてみた。一緒に行く小川氏は初めての船釣りでうきうき気分。

☆とものほうを取りたかったので、朝3時半に名古屋を出発。途中、 場所がわからずに困ったけど、5時前に何とか到着。ところが、早く着きすぎ たのか、まだ船宿の人は誰も来ていない。

☆向こうの人なんて誰一人として知らないので、近くの人に声かけてみると、 今の内に竿置いて場所とっときや〜。そこで、まずは竿だ けともの方に置いて前で待っていると、ようやく船宿の人到着。話を聞くと、 後ろから潮が流れてくるから、真後ろはあんまりで、横の方がいいよとのこと。 いかりを下ろして、潮に乗せているから、絶対ともの方がいいとおもっていた だけに、ちょっと意外だったが、実際に釣り始めると納得。

☆大物乗合は8人だけだったけど、反対の太刀魚釣りはなんと40人。太刀魚釣り じゃなくて本当に良かった。右舷側は私と小川氏の二人だけというすき具合。

☆6時すぎに出航。乗ってみてびっくりしたのは、とにかく速い 。今まで乗った師崎の船とかもこんなに速かったのだろうか? 最近は、 レンタルボートしか知らなかっただけに、なんだかうれしくなってしまった。

☆まずは、伊良湖の前の朝日礁で鯛を狙う。一緒に行った小川氏がいきなり黒鯛 をGET。ところが私のほうは何のあたりもない。そのうち、 あたりすらわからないえさ取りに悩まされ始めた。

☆そろそろ冬というだけあって、船の上は非常に寒い。波はそれほどでもないけ ど、釣れなくなってくると小川氏が船酔いに悩まされ始めて、ダウンしてしまっ た。その後も、右舷側は私一人になりながらも釣るけど、全然ダメ。左舷の方 やとものほうでもそれほど上がっている様子はない。

☆餌をとりに行くときに、船長さんと「まぁ〜場所変えようか〜」って話をして いた後、しばらく釣っていると、微妙な感触があったので合わせてみると、 ぐぉ〜〜〜〜という強烈な引き。下にゴンゴン引く感じで、 鯛っぽいのだけど、横にも走る変な魚だ。だけど、こんな強烈な引きは初めて というくらい引く。時間をかけて上にあげて水面近くになってきてみると、な にやら白い物体に見える。ひょっとして50cmオーバーの真鯛か〜 とうれしくなるが、水面まで上げてみて今までの気分は一気にどん底に。

☆そこにはこの間の釣りで見飽きたウマヅラ君の姿が… が、 サイズがけた違いにでかい。なんとウスバハギだった。 船長さんが刺身で食えるよというのでとりあえず持って帰ることにするが、 でかすぎて、折りたたまないとクーラーに入らない。なんて こった。

☆その後は、あたりっぽいあたりもなく、場所がえすることに。船が動くと楽ら しくって、小川氏も再度参戦。今度はちょっと戻って中ノ瀬へ。ここは、潮が とも側からおもて側に流れるので、ともの人は私の横に移動。ここはハマチが いいのらしいけど、やっぱりいまいちだ。ここでは、25cmくらいの真鯛をGET.

☆そのうち、隣の人が下針をつけていたおかげでヒラメをGETした。すると、船 長さんもみんなで下針をつけようと下針を配ってくれた。すると、その下針に わたしもHIT。今度は、あまり引かないので、船長さんがマゴチかヒラメだろ うとのこと。ヒラメか〜とうれしくなるが、あがってきたの は残念ながらマゴチ。

☆ここで12時になってしまい、船長さんが竿上げて〜というので、てっきり沖あ がりと思い、片付け始めたら、なんかまだポイントを探している。あれ? とお もったら、どうやら延長してくれるようだ。

☆そして、最後は師崎前へ。ここで最後に小鯛をとなった。まずは、私もキビレ をGET。ところが、後が全然続かない。やっぱりダメかと思っていたら、右舷 おもての方でハマチが釣れた。その後は小川氏がハマチをGET。とおもいきや、 小川氏にどんどんハマチが釣れる。初めての船釣りで強烈な引きを味わえてよ かったよかった。私もここではハマチを3本GET。小川氏は結局ハマチ6本で、 船ではTOPとなって最後に写真も撮ってもらっていた。

☆今日は、船長さんが延長してくれなかったら、釣果的にも最悪だっただけに、 非常にうれしかった。小川氏も、延長がなかったら黒鯛一匹だけの釣果と、非 常に寂しい結果になってしまっただけに、船長さんには感謝感謝だ。

☆ちなみに、小川氏の釣果は、幸榮丸さんの釣果速報 で見ることができるけど、載っているヒラメは別の人が釣ったもの。わたしの 今日の釣果は、ウスバハギ1匹、真鯛1匹、マゴチ1匹、ハマチ3匹、キビレ一匹 となった。大物ねらいだけど、完全に五目釣りだね。

☆さて、今日の晩餐だが、ウスバハギの刺身、ウスバハギの鍋。真鯛の刺身、真 鯛の洗い、ハマチの刺身、マゴチの洗い。驚いたのは、ウスバハギの肝。手の ひらほどもある、カワハギファンにとってはたまらない代物だろう。

☆ 写真の刺身を二人で食う にはさすがに多すぎて、ちょっと気分が悪くなってしまった。

☆さすがに食いきれないので、ハマチは次の日に回すことにした。