本物の杏仁を使って杏仁豆腐を作ってみよう 第二回

今日は写真がありません。もう、写真も必要ないでしょう。先日杏仁を使っての杏仁豆腐を作りました が、そのリベンジです。

配合

前回、次回の課題として杏仁をとかすための水を多くするというのがあ りましたが、ミキサーに200cc以上の水を入れることはできません。そこで、 水200ccで杏仁をミキサーに書けて、ガーゼで濾した後、その濾しかすを牛 乳200ccで更にミキシングしました。

杏仁自体がかなりミキシングされているため、かなり細かくなってしま い、ガーゼの穴から出てきてしまい、出来上がりは、杏仁風味がかなり増し ていると思われます。

この寒天は一本で600ccの水用とあるのですが、この分量だと1100ccとほ ぼ倍になってしまっています。本当に固まるか不安です。特に、水300ccで 寒天を溶かしており、この溶けている寒天の中に、杏仁の溶かし汁と、牛乳、 生クリームを混ぜたものを放り込むわけです。急激に入れれば当然寒天が固 まってしまうので、ゆっくり入れないといけないのですが、このタイミング が非常に難しく、今回もかなりの寒天を固めてしまいました。

さて、固めて食べてみると…。うーん、杏仁風味はかなりのものですが、 濾すときにガーゼの穴からカスが出てしまったおかげで、かなり粉っぽいで す。正直言ってマズイ。食べた後に口のなかにカスが残るのは許せない。

さて、こうやって杏仁風味が増すと、いかに杏仁の香りがアーモンドに 似ているのか、良くわかります。口のなかにいれたときは杏仁の香りが広が るのですが、後に残る香りはアーモンドの香りなのです。

次回への課題

今回の実験で、杏仁の量はこれで十分だと言うことが良くわかりしまし た。しかし、杏仁の風味はこれで十分なのですが、何せ粉っぽいのが失敗で す。正直言って、前回よりマズイ。ミキサーにかけた杏仁は、ガーゼなんか じゃなくて、もっと細かいもので濾すべきだということが良くわかりました。 しかし、濾しすぎると杏仁風味が減っちゃうような気もするし。難しいとこ ろです。

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Yukinori MAEDA
$Date: 1999/12/25 14:50:36 $